表彰とは、感謝の気持ちを伝える行為であり、表彰文はメッセージです。
例えば、社内で表彰することは、頑張った社員に対する感謝の気持ちを伝えることであり、賞を贈ることは、感謝の気持ちを贈ることなのです。
ですので、表彰文も決まり切った型どおりのものより、贈る人の気持ちを込めた文章の方が、よりいっそう気持ちが相手に伝わります。
どうか思いを込めた文章を作成してください。
そして、それを形にして贈ってください。
現代社会は、自分が周囲から認められていることを感じにくい世の中のようです。
それが、人と人とのつながりを希薄にしている原因でもあると思います。
表彰は「あなたを認めている」ということを積極的に表現する行為であり、認めていない人には表彰などしないものです。
相手の行動や功績を『表彰』という形で認めることは、表彰されたひとの『認められ感』を高くし、自信につなげられるはずです。
相互に認め、讃え合う世の中になれば、人と人との心の絆は今よりもっと強くなると思います。
当社は創業当初より製造業としてひたすら“つくること”に従事していました。
しかしある頃から、「お客様は何のために表彰を行っているのだろうか」「表彰とは何なのか」という、表彰の「ソフト面」について考え始めたのです。
「表彰」は単に人をほめるというだけではなく、人のモチベーションを高めたり、組織を活性化するという重要な役割も担っているのではないか?
だとすると、表彰楯を製造販売するだけではなく「表彰」という行為そのもの価値を広く知ってもらうことで、世の中に貢献し、社会の幸福に寄与できるのではないだろうか・・・との思いを強くしました。
そのような思いを抱き、方策を模索している頃、表彰を学術的に研究されている同志社大学の太田肇教授と出会いました。
この出会いにより、表彰という行為のベースにある“人を認める、承認する”ということの意義、日米における承認の仕方の違い等を学ぶ事ができ、表彰を通してより良い承認の仕方を広げることの大切さを知ることができました。
そこで、表彰の効能や意義をより深く掘り下げて研究するため太田教授にご協力頂き、平成20年6月、「日本表彰研究所」を設立しました。
表彰という行為は、多くの企業・団体・地域でさかんに行われていますが、
その目的と効果を集約し検証している組織はありません。
また、表彰という行為自体、いつのまにか当初の目的が忘れ去られただの慣例行事として継続されている例も少なくありません。
表彰の意義を再確認し、目的にあった表彰の仕方を提案する。
多くの表彰事例を集めることにより表彰に関心を持ってもらうと共に情報を発信する。
―表彰研究所での活動を通して、表彰楯を「作る」だけではなく、表彰という行為の価値を「創り出す」ことが私の社会的ミッションであると感じています。
常に‘お客様目線’を持ち、商品を製造・販売して完結するのではなく、さらなる付加価値をプラスしてお客様に提供していくことが私の願いなのです。
個々が自己評価を高くし「自信」や「自己肯定感」をしっかりと持つことは、世の中に自信と活気が満ち、良い方向へと進む原動力につながるのではないでしょうか。
世界中の様々な人種、宗教、歴史などの違いを乗り越え、お互いが認め合える機会が増えていけば、無益な紛争や諍いは限りなく減らせると思います。
私は、表彰という行為を世界中に広めることが、世界平和をもたらし、人類の幸福につながると確信しています。
2015/11/25 エコバッグ通販サイト「エコバッグハウス」オープンしました。
2013/8/6 弊社代表田村信夫が事務局長を務める日本表彰研究所が社団法人格を取得。一般社団法人日本表彰研究所として新たに活動を開始しました。
2013/8/1 弊社代表田村信夫が共同執筆した「表彰制度〜会社を変える最強のモチベーション戦略〜」が東洋経済新報社から出版されました。表彰制度をテーマにした本としては日本初の書籍です。
2012/7/19 弊社代表田村信夫が、アメリカのトロフィー業界ARAの資格CRSを獲得しました。この資格はトロフィー業界の専門知識を持っている者だけに与えられます。このCRSを獲得したのは日本人で初めてです。
2011/12/26 HPをリニューアル致しました。